KAZE通信

風土計画一級建築士事務所の事務所日記
Prev | 2024/04 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 | Next
新築移転で新たなステージへ
torei4.jpg  設計監理を担当しました「ぴあすまいる西センター」の開所式に参列させていただきました。
 来賓の方々や、法人、施設長さんからのご挨拶からも、地域に・社会に必要とされている施設であることを再認識する機会になったとともに、ここから広げていく基点の役目も期待されていること、それらに向けた職員の方たちの決意と利用者さんへの愛を感じました。
 職員の方たちは、まだ慣れぬ環境で試行錯誤されている面も多いとのことですが、利用者の方たちは笑顔で、新しい施設の環境にリラックスして過ごしているとのお話をうかがい、嬉しく思いました。(Tsuki)

拍手[2回]

現場の記録ー寄贈「FOLLY」組立
torei4.jpg 今月6日から新施設での運営がはじまった「ぴあすまいる西センター」の敷地に、九州産業大学の学生により「木造FOLLY」が組み立てられ、寄贈されました。
 九州産業大学 建築都市工学部 住居・インテリア学科の学生らが2022年に課題で制作したもので、授業内コンペで選ばれた学生の設計案を、伝統的構法で組み立てるなど、学びながら作り上げ、解体保管していました。昨日、大工さんの指揮で、学生らも手伝いながら、この場所に組み立てました。
torei4.jpg 完成したFollyの前で、記念撮影。設計した学生の誇らしい表情が印象的でした。
直線が織りなす曲面は美しく、ゆるやかでやさしい印象をうけます。当施設とともに、地域に親しまれるシンボルとなることを期待しています。お近くにお越しの際は、ぜひいろいろな角度からご覧ください。(Tsuki)

拍手[2回]

2025年春の法改正に向けて
torei4.jpg
確認申請の際、2階建てまた延床面積300㎡未満の木造建築物は、「(通称)4号特例」といって構造、防火避難、設備について審査が省略となっています。来年4月に、この特例の対象を縮小する法改正が施行されるにあたり、先日構造に関するセミナーに参加してきました。
特例の対象が変わった他、壁量基準等の見直しがされていて、提供される計算ツールが使いこなせるのか、1物件目は時間がかかりそうです。仕様規定等、来年の改正までに少しずつ準備が必要です。(Tsuki)

拍手[0回]

現場の記録ー「機械浴槽」
torei4.jpg 先月お引渡ししました「ぴあすまいる西センター」の浴室について、紹介します。
 身体に比較的重い障害を抱えた方が通所するため、入浴サービスの充実は重要視した内容のひとつでした。この建物には2つの浴室があり、1つはユニットバスで、もう一つが機械浴槽での入浴です。
 間口5m、奥行が8m(脱衣スペース含む)の広い空間を確保。お引渡し前は正直広すぎたかと思っていたのですが、浴槽昇降式ストレッチャー浴槽が設置されると、適当でした。入浴する方やスタッフの動きに合わせ左右どちらからでも浴槽にアクセスできる機器でしたので、左右にスペースを確保しています。また冬は床暖房でヒートショックへの対策、夏は天井からのスポットクーラーで入浴介助者の暑さを軽減し、少しでも快適に動けるよう工夫しています。
 1日に何人もの入浴サービスに対応するので、スタッフが少ない負担で介助できることは、安定した快適な入浴サービスを提供できることにつながると期待し、この浴室となりました。運用後のお話をうかがいたいと思います。(Tsuki)

拍手[0回]

1 2 3 4 5 6  | 次のページ »
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
風土計画
年齢:
33
性別:
非公開
誕生日:
1990/10/01
自己紹介:
(株)風土計画 一級建築士事務所
福岡市中央区今川二丁目9-4
TEL 092-737-3633
カウンター
|
Material by Quartz