KAZE通信

風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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現場の記録①-地鎮祭
 昨年夏から職員の方たちとワークショップを行なってきた建物の着工にあたり、先日地域の方にも参加いただき地鎮祭が執り行なわれました。
torei4.jpg 障がいをもった利用者の方が日中過ごすスペースとショートステイの機能等をもつ建物です。法人としては初めての新築の施設。ここで新事業に取り組むということで、地鎮祭では理事長より感慨深いお話しがあり、利用者、職員、地域の方々の新施設への期待をあらためて感じ、身の引き締まる思いがしました。
 今回祝詞をあげてくださった禰宜さんは、年はじめに毎年法人でお詣りしている神社の方で、理事長や施設長とは個人的にもご縁があるということで、法人が施設を新築することを一緒に喜んでくださいました。
 これから来春に向け、現場のみなさん、職員のみなさんと確認作業を重ねながら、現場を進めていきます。
現場のみなさん、安全第一でよろしくお願いします。(Tsuki)
3daysインターシップ
torei4.jpg 九州産業大学の学生Uさんが3日間、インターシップで風土計画にきていました。
 3日間の多くの時間は、授業でUさんが計画したプランを風土計画が使用している3D次元CAD・BIMソフト「Archicad」で作成をしてもらいました。世代的なことももちろんあるでしょうし、彼女がパソコン作業が好きなこともあるでしょう、本当にあっという間に操作方法を理解し操ってたことに驚きました。3次元で確認したことで、授業の内容から変更をしたところもあったとか。はじめての3DCADを楽しんでいたように思います。
 そのほか、風土計画が携わった建物や現在進行形の建物の話をして、図面や竣工写真等を見てもらったり。逆に、研究室で取り組んでいること、建築を勉強したいと思った経緯など彼女の話を聞いたり、私たちもいつもと違う話を聞くことができ楽しい時間でした。(Tsuki)
新緑の飛騨高山と白川郷④
 ちょっと建物探訪から外れます。torei4.jpg 
 夕食は地元の食材ばかりで、とても美味しくいただきました。そのなかで、山魚の塩焼きに違和感が。私は、海魚も山魚も、頭の方を左に、そして迷うことなく手前に腹がくるように盛り付けるものだと思っていました。しかし、川魚は背の方に脂がのっているので、手前に背がくるように盛り付ける、「海腹山背」という言葉があるそうです。一瞬間違って置いたのかと思いましたが、興味深い説明を聞くことができました。
 食事中、床の間にあった書が解読できず、気になったので会場の方に聞くと「すみません、わかりません。自分も気になっていましたので、他のものに聞いてお答えします」と。そのまま夕食を終えたのですが、翌朝フロントで、その方からのお手紙を受け取ると、書の内容と意味が書き添えてありました。丁寧な対応に心があたたまりました。こういうことが本当に大切だと思いました。
 朝食では、高山名物の朴葉味噌焼きに赤かぶ漬けも堪能し、心置きなく高山を出発と思っていましたが、高山の最後に「宮川朝市」へ。地元の野菜、赤かぶ漬け等のお漬物、りんご、民芸品等が並ぶテントが宮川沿いにずらり。早朝から多くの観光客が集まっていました。飛騨高山で作られる人形・猿の赤ちゃんを意味する「さるぼぼ」を並べるお店もあり、家庭円満・家内安全・厄除け等のお守りということで、一つ記念に購入。地元の方との素朴で気さくなやりとりが楽しかったです。この後、レンタカーの中はお土産に買ったお漬物の香りが。これもいい思い出です。
 いよいよ最後の訪問地・白川郷へ出発です。(Tsuki)
新緑の飛騨高山と白川郷③
 
 今回もひきつづき飛騨高山のレポートです。
JR高山駅から少し離れた静かな通りに古い町並みが保全されています。
その中でも日下部家と吉島家は隣り合って建てられていて
飛騨高山を代表する町屋建築です。
今回は巨匠チャールズムーアが来日した際、
自分が見たうちでは最高の日本建築であると絶賛した吉島家を見学することができました。
吉島家は明治38年の火災後に明治40年名工西田伊三郎によって再建されたもので、昔の造り酒屋の面影を伝える商家です。
正面入り口、引両紋(ひきりょうもん)のはいった暖簾をくぐると
広い土間になっています。
囲炉裏が土間を介して2ケ所あり、主人と使用人のもののようです。
ここにも、2つの部屋には畳の縁や建具等の造りに違いが有りました。
土間の吹抜は大黒柱を中心に梁、束が立体格子となっていて、夕方なのに高窓の光が土間を明るく照らしていました。
吹抜部分で天井空間は一体となっているのに繊細なデザインの建具だけで部屋が隔ててあり、 (しかも障子)こんな造りもあるのだと感じました。
1階土間奥はモダンなデザインのギャラリーとなっていて町屋造りに溶け込んだ空間となっていました。
2階の床は段差が多く、空間を有効に使う手段なのでしょう。天井もアールを付けたり、折り上げたりと屋根の形に添わしたデザインになっていました。天井材料の使い分けの参考にもなりました。
2階奥には床の間付きの座敷があり、寒い地方なので2階の一番暖かい場所に大切な部屋が設けられてあるのでしょうか。
 
 吉島家を見学して感じたのは木材の加工も美しいのですが、梁、柱、床板どれも艶が出るほど磨かれており大切に使われていました。日々の丁寧な暮らしがあったのだなと感じました。

(写真:左・酒神を祭る三輪神社の杉玉を軒先に下げている
(写真:右上・立体格子の土間奥に少し写っているのがもう一つの囲炉裏部屋)
(写真:右下・2階奥の座敷、床柱はふじの木)

<Kusu>
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プロフィール
HN:
風土計画
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1990/10/01
自己紹介:
(株)風土計画 一級建築士事務所
福岡市中央区今川二丁目9-4
TEL 092-737-3633
カウンター
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