KAZE通信

風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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福祉事業所の改修・移転
  「用途変更」を伴う福祉事業所の改装・移転事業。 ようやく下地工事が終わり、仕上げ工事が着々と進んでいます。
 鉄骨造の広い空間を仕切り、3事業所+会議室を設けました。
いくつもの支援機能が集まることで、より充実した福祉の支援拠点となると思います。

完成まで宜しくお願い致します。(kusu)

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KGビレッジ計画
  
賃貸共同住宅、ガレージテラスハウス、ホビーハウスの住居系コンプレックス。
比較的若いファミリー層を対象に自由なライフスタイルを可能にする住戸構成、室内空間の構成を目指しています。嗜好の近いひとたちのユニークなミニコミュニティの形成が狙いのひとつ。景観スタディはまだ始まったばかりです。(Tsubo)

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病児ディケアルーム増築が完成しました

 地域に根付いた小児科医、病児ディケアルーム棟増築のご報告です。
病児ディケアルームは子供が病気の際、保護者が仕事の都合などにより
家庭で看病できない場合に登録している小児科医で預かってくれる事業です。

 これまで院内に設けていた病児保育の環境を整えるために一時休止し
1階に病児ディケアルーム、2階に看護師休憩室を増築しました。
既存の診療所は某著名な建築家により設計された木造建物で
大屋根切妻が特徴です。
内装も落ち着いた雰囲気で細かなところまでデザインされた小児科です。

 小児科診察室と病児ディケアルームが一体的な使われ方ができるように
隣の駐車場部分へ既存建物のデザインを活かし切妻大屋根を延長するような形で増築しています。
しかし構造的には縁を切り、繋ぎの部分を一段低い金属屋根葺とし
エキスパンションジョイントを設けています。

 既存の建物と増築部をつなぐのは高い天井のホール部分。
患者の方のプライバシーを守りつつ、さりげなく見通しのできる空間です。

以前は少し離れた場所に看護師休憩室がありましたが、増築の2階に設け
病児保育のお子さんも安心して過ごすことができます。
(kusu)

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SharedHomeはたけのいえ
 1月末にお引渡しをしました現場のレポートです。

 築40年超の木造住宅を改修しました。これまでは家族の住まいとして使っていましたが、重い障がいをもつ若者たち4人が集まって住む家への改修です。
 4つの個室を設けること、リクライニングタイプの車いすでも動ける動線を確保する、この条件をクリアするのは、パズルのような作業でもありました。また、度々増改築を重ねていたこの建物は屋根の架け方が複雑で、平面を変更するにあたり、柱を抜くことができるか、動かすことができるか、構造の判断も難しく、大工さんと相談をしながら進めました。
 この建物は「SharedHomeはたけのいえ」と名付けられ、「どんなに病気や障がいがあっても地域で暮らし続けたい」という願いのもとに、単に「箱物(ハウス)」をシェアするということでなく、[ひと][もの][つながり]をシェアする暮らしを目指しています。ここでの4人の生活がはじまり、各個室・玄関をつなぐ位置に設けたLDKが、4人それぞれをサポートするヘルパーさん、看護師さん、ご家族、世話人さんたちが語らい、くつろぎ、食事を共にする等、団らんの場に自然となり、4人の若者を中心とした大家族という雰囲気ができつつあるそうです。 (Tsuki)

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プロフィール
HN:
風土計画
年齢:
33
性別:
非公開
誕生日:
1990/10/01
自己紹介:
(株)風土計画 一級建築士事務所
福岡市中央区今川二丁目9-4
TEL 092-737-3633
カウンター
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Material by Quartz