KAZE通信

風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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新緑の飛騨高山と白川郷②
 
 今回は飛騨高山のレポートです。
JR高山駅付近の中心市街地は江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており
その景観から飛騨の小京都と呼ばれています。
高山市内の古い町並みを散策中、屋台蔵に収納している途中の屋台を見ることができました。
屋台に描かれているのは鯉でしょうか? 金具、漆工、織物どれも美しく絢爛豪華でした。

飛騨高山ではまず、全国に唯一現存する郡代・代官所高山陣屋を見学。
幸運にもガイドの方についていただくことができ、より詳しく陣屋見学ができました。
< 高山陣屋は江戸幕府の郡代所で明治維新までの177年間幕府直轄の行政、財政、警察などの政務を行っていた建物です。その後も高山県庁舎として1969年まで利用されていたそうです。
その後文化財として保存する方針が示され、16年の歳月と20億円もの費用をかけ、
1830年の絵図を基に蔵番長屋、郡代役宅、奥座敷などがほぼ江戸時代の状態にまで
復元されました。
木材の資源が豊かな場所で瓦は雪の重みで傷みやすいため、屋根は杮葺き。
御蔵の屋根は石置長榑葺き(いしおきながくれふき)、
30㎝位の長さのくれ板を敷いて石でおさえてあるだけの屋根です。
裏表差し替えを行いながら20年同じ板を使うそうです。


ガイドさんに教えてもらった話で興味深かったお話です。
①身分によって部屋のしつらえが違います。
 一番偉い代官の利用する部屋、部下たち役人の部屋、もっと下の者の部屋
 とだんだんシンプルな造りになっていきます。
 建具のデザインも格子入りから板だけのデザインになったり
 畳の縁も、柄入り→無地→縁無しとだんだん無駄のない仕上げになっているそうです。
②釘隠しが兎のデザイン。
 これは兎がたくさんこどもを産むので縁起物として、また火事から守ってくれる
 魔よけの力があるとされていたことからだそうです。
 この釘隠し、全部で150か所あるそうです。

江戸時代の建物ですが、所々に遊び心を感じました。
時代劇でよく見る吟味所、大広間、蔵、庭園等それぞれ見ごたえがある高山陣屋でした。
  (kusu)
(写真:上左・高山陣屋表門・上右 屋台)

(写真:中左・石置長榑葺見本、中右・庭園と御蔵)
(写真:下左・大広間、下右・真向きうさぎの釘隠し)


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プロフィール
HN:
風土計画
年齢:
26
性別:
非公開
誕生日:
1990/10/01
自己紹介:
(株)風土計画 一級建築士事務所
福岡市中央区今川二丁目9-4
TEL 092-737-3633
カウンター
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