KAZE通信

風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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今、コレクティブハウスが熱い
 先日、3人で(NPO)FUKUOKAデザインリーグ主催のイベントに参加してきました。
東京で今月行われた「コレクティブハウジング全国大会」の報告会。
 http://www.chc.or.jp/conference/index.html

 (NPO)コレクティブハウジング社(以下CHC)の活動は、メディアで取り上げられることもあるので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、コレクティブハウスを実現させるため、居住者希望の方へのワークショップ等を企画、事業主とのコーディネート、居住者へのサポート等を行っていて、コレクティブハウス普及に大きな役割を担った、担っている団体です。
 全国大会でP1090590.JPGは、CHCが実際に計画運営に携わっているコレクティブハウスを見学し、、居住者、運営側(事務局)、事業主の声をきき、CHCが実践してきた10年の紹介。また違った形で開かれたコミュニティを実践している方の話をきく機会があったようでした。
(写真:かんかん森 コモンダイニング)
報告のなかで、印象的だったことをいくつか・・・
 ・世界で2%の人がコレクティブハウスに関心がある
 ・あまり住戸数が多いのもよくない(最小限の社会性)
 ・住民同士がフラットな関係であることが大切
 ・コレクティブハウスには付加価値があり、駅から遠くてもOK。
  不人気物件でも需要ある建物に変わる可能性あり
 ・コレクティブハウス内でコミュニティがあるので、地域(自治会)との連携がとれ、分譲の人、
  地域の人も歓迎

 この報告を踏まえて、福岡でコレクティブハウス実現について意見交換も。最初からCHCのような充実したコーディネートは敷居が高くなってしまい、なかなか実現ができないけど、少し肩の力を抜いたものでも実現できたらいいね、したいねという締めくくりとなりました。
 現在、大分で検討がはじまっているコレクティブハウスの紹介もありました。
 http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_131908592241.html

<ことば>コレクティブハウス
各住戸のスペースとは別に、コモンスペースと呼ばれる、キッチンやリビング等共有の空間があり、建物の管理などを居住者同士で行い、シェアハウスより、より積極的に、居住者同士、ときには地域と関わり合い支え合う集住スタイルの一つ。
(Tsuki)

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プロフィール
HN:
風土計画
年齢:
33
性別:
非公開
誕生日:
1990/10/01
自己紹介:
(株)風土計画 一級建築士事務所
福岡市中央区今川二丁目9-4
TEL 092-737-3633
カウンター
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