KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2025/06
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みんなでつくる保育園-第3回WS
Category Project Report
前回みんなで検討した内容を反映させたプランと模型をみてもらい、意見を出してもらいました。設計者としては、針のむしろのような状況です^^;。しかし、たたき台があると意見は出やすいもの。散々叩いてもらいました。そのおかげで、たくさんの課題が見えてきました。先生たちも運営上の課題、検討事項が見えてきたようです。
敷地や定員により必要となる諸室の面積は変わりません。知恵と工夫が必要となりそうです。そこで次回は、先生方に他園を見学してもらい、今回の計画に活かせるヒントなど注目した点を発表してもらいます。
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みんなでつくる保育園-第2回WS
Category Project Report
保育園建て替えにともなう第2回ワークショップを8月4日に開催しました。今回のテーマは、「大きなことから考えよう!」。大きなこととは、園庭と園舎の配置という意味で、まずは敷地の条件を知り、共有することから始めました。
◆交通 登園・降園のピークとなるであろう朝・夕の各3時間の交通状況(クルマ、自転車、人
の流れ)のビデオを上映し、前面道路は人も車も多いことを共有。交通に関する専門家のSさ
んより、周辺の交通状況、特性、将来予測などの解説をしてもらいました。
◆日照 ビルやマンションの谷間にある本敷地。日影図を確認してみると日照が限られること
がわかり、太陽光発電は難しいことも共有。
◆風 この地域は、年間を通して昼は海(北)風、夜は陸(南)風であることを共有。
少しでも園庭を広く、こどもがめいっぱい体を動かせるようにしたいと願う先生たち。ただ、今回の土地は余裕いっぱいの土地ではなく、地べたの園庭には限りがありそう。というわけで、元保育士で庭師である小泉昭男さんの本より、身近な自然を感じることができる「命と遊びの園庭づくり」の事例を紹介し、園庭の考え方の糸口に。
そして、本題の園庭と園舎の配置。まずはひとりで。それから4つのグループに分かれ検討してみました。「屋上に園庭って暑いかな」「何階建てまで大丈夫なのかな」「予算は大丈夫?」など、手を動かし、口を動かし、立体パズルのような配置検討。最後に、各グループが検討内容を発表、分かち合いました。なんと、4グループそれぞれ、nの字型、逆コの字型、コの字型、雁行型と違う配置を考えました。この短い時間に敷地条件を読み取り、これほど多様な案が出てくるとは、正直びっくりしました。それぞれの検討要素を踏まえ、条件を整理して、次回プランを提示します。
◆交通 登園・降園のピークとなるであろう朝・夕の各3時間の交通状況(クルマ、自転車、人
の流れ)のビデオを上映し、前面道路は人も車も多いことを共有。交通に関する専門家のSさ
んより、周辺の交通状況、特性、将来予測などの解説をしてもらいました。
◆日照 ビルやマンションの谷間にある本敷地。日影図を確認してみると日照が限られること
がわかり、太陽光発電は難しいことも共有。
◆風 この地域は、年間を通して昼は海(北)風、夜は陸(南)風であることを共有。
少しでも園庭を広く、こどもがめいっぱい体を動かせるようにしたいと願う先生たち。ただ、今回の土地は余裕いっぱいの土地ではなく、地べたの園庭には限りがありそう。というわけで、元保育士で庭師である小泉昭男さんの本より、身近な自然を感じることができる「命と遊びの園庭づくり」の事例を紹介し、園庭の考え方の糸口に。
そして、本題の園庭と園舎の配置。まずはひとりで。それから4つのグループに分かれ検討してみました。「屋上に園庭って暑いかな」「何階建てまで大丈夫なのかな」「予算は大丈夫?」など、手を動かし、口を動かし、立体パズルのような配置検討。最後に、各グループが検討内容を発表、分かち合いました。なんと、4グループそれぞれ、nの字型、逆コの字型、コの字型、雁行型と違う配置を考えました。この短い時間に敷地条件を読み取り、これほど多様な案が出てくるとは、正直びっくりしました。それぞれの検討要素を踏まえ、条件を整理して、次回プランを提示します。
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みんなでつくる保育園-第1回WS
Category Project Report
再来年の春開園に向け、保育園を新築することになりました。別敷地への建て替えになりますので、現保育園で働いている保育士や調理の先生、保護者の方、地域の方などと一緒に、新しい保育園について考えよう!ということで、7月に第1回ワークショップを開催しました。
はじめに、「こどもたちの生活の場、私たちの生活の場をみんなで考えよう」とのお話が園長先生よりあり、スタート。事前に先生全員に保育環境に関するアンケートを提出いただいていたので、当日はどんなキーワードが多かったのか分かるようチャートにまとめ、アンケートの回答をみんなでふりかえりました。そのうえで、今回の保育園づくりで「大切にしたいこと」をグループごとにブレインストーミング。「あ、それいい!」「ほしいね~」と意見が膨らんでいました。最後に、各グループが「大切にしたいことBEST3」を発表。どの内容も大事な視点で順位は付けられませんが、「安全」「温もり」「緑の自然」は外すことができないキーワードであることを共有できました。ワークショップを重ね、準備を進めていきます。
はじめに、「こどもたちの生活の場、私たちの生活の場をみんなで考えよう」とのお話が園長先生よりあり、スタート。事前に先生全員に保育環境に関するアンケートを提出いただいていたので、当日はどんなキーワードが多かったのか分かるようチャートにまとめ、アンケートの回答をみんなでふりかえりました。そのうえで、今回の保育園づくりで「大切にしたいこと」をグループごとにブレインストーミング。「あ、それいい!」「ほしいね~」と意見が膨らんでいました。最後に、各グループが「大切にしたいことBEST3」を発表。どの内容も大事な視点で順位は付けられませんが、「安全」「温もり」「緑の自然」は外すことができないキーワードであることを共有できました。ワークショップを重ね、準備を進めていきます。
今年は、雷に関するニュースがよく報じられています。当事務所でも、「すごく近くに落ちた」と実感することが何度もありました。先日、コピー会社のメンテナンス担当の方が、雷とパソコンについてお話してくれましたので、紹介します。(図:富士通HPより引用)
近くで雷がなった後や落雷があったあとに、パソコンが壊れてしまった例が、今夏は多いとのこと。直接の落雷があった場所だけではなく、雷の発生した周辺に大きな電圧が発生すること(「雷サージ」)があり、その異常電圧の影響で、電線・電話線・TVアンテナ線など外部とつながるケーブルをとおしてパソコンに電流が流れ、壊れてしまう。ちなみに、避雷針のあるマンションだから大丈夫というわけでもなく、避雷針から建物内部に流れることもあるそうです。
パソコンが壊れてしまうと本当に困ります。近くで雷がなったら、以下の対策を!
1. 大切なデータは保存
2. パソコンの電源を切る
3. パソコンの電源ケーブルをコンセントから外す
4. 外部とつながるTVアンテナ、LANケーブルなどを外す
つまり、雷が近くでなっているときはパソコンは使用しない。作業中だと予定が狂い困りますが、パソコンがクラッシュした方が大変ですので、判断しなくてはですね。
また雷サージ対応の電源タップは、雷サージがパソコン等に流れないように保護するタップなので、このような機器を使うのもお奨めだそうです。ただし、このタップを利用していても、落雷などの恐れがあるときはパソコンの電源は切りましょうとのことでした。
万一に備え、日頃からデータのバックアップは定期的に行なっておくことが、ダメージを最小限に防げる方法かもしれません。外出時も含め、雷には気をつけましょう。