KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2025/01
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現場の記録ー「竣工・お引渡し」
Category 第2宝箱新築工事
昨秋に着工しました柳川市の障がい者支援施設が先月完成し、お引渡しを終えました。工事中は「第2宝箱」と呼んでいましたが、「第1宝箱そらまめ」という施設名で、4月より地域に密着した活動拠点として利用がはじまりました。
正面入り口前の車寄せには大きな屋根が付き、送迎時の雨濡れの心配がなくなりました。1階の日中利用者が過ごすスペースには、就労支援の作業スペース、生活介護の訓練スペース、食堂をそのときの利用者の人数や内容によって可変できるよう可動式の家具と建具で広いスペースを分けられるようになっています。また一角に設けられた対面型のキッチンは、利用者のようすが見わたせるようにする一方で、利用者が炊事作業が気にならないよう職員の方からの要望で、壁の立上りを高くしています。
この建物に設置した2つの設備について。建物の外部に設置した薪ボイラーは、薪を燃やして水槽内の水を温める給湯設備で、1階の給湯と冬の暖房(温水ルームヒーター)を担います。薪の補充作業は利用者の担当になる予定です。また1階の浴室は、少し大きい浴槽と機械浴槽を設置しました。どのような装備にするか、天吊り走行のリフトを入れるか等、職員の方と時間をかけ検討をしました。どのような機械浴槽がよいか、メーカーのショールームで体験し選定を行ない(写真)、今回の設置となりました。
本建物建設にあたっては、法人はじめての新築施設、新事業に取り組むということで、「建ってみないとわからない」という言葉も何度も耳にしましたが、利用者のこと、職員の動き等をたくさんイメージをしてもらい完成となりました。工事も無事に終わり、お引渡しできよかったです。 (Tsuki)
正面入り口前の車寄せには大きな屋根が付き、送迎時の雨濡れの心配がなくなりました。1階の日中利用者が過ごすスペースには、就労支援の作業スペース、生活介護の訓練スペース、食堂をそのときの利用者の人数や内容によって可変できるよう可動式の家具と建具で広いスペースを分けられるようになっています。また一角に設けられた対面型のキッチンは、利用者のようすが見わたせるようにする一方で、利用者が炊事作業が気にならないよう職員の方からの要望で、壁の立上りを高くしています。
この建物に設置した2つの設備について。建物の外部に設置した薪ボイラーは、薪を燃やして水槽内の水を温める給湯設備で、1階の給湯と冬の暖房(温水ルームヒーター)を担います。薪の補充作業は利用者の担当になる予定です。また1階の浴室は、少し大きい浴槽と機械浴槽を設置しました。どのような装備にするか、天吊り走行のリフトを入れるか等、職員の方と時間をかけ検討をしました。どのような機械浴槽がよいか、メーカーのショールームで体験し選定を行ない(写真)、今回の設置となりました。
本建物建設にあたっては、法人はじめての新築施設、新事業に取り組むということで、「建ってみないとわからない」という言葉も何度も耳にしましたが、利用者のこと、職員の動き等をたくさんイメージをしてもらい完成となりました。工事も無事に終わり、お引渡しできよかったです。 (Tsuki)