KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2024/11
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現場の記録ー「工事完了 床の仕上げ」
Category 改修(用途変更)
お座敷を囲む縁側は、元は板張りでしたが、赤いカーペットで仕上げました。茶席やひな壇など、日本の伝統的な和の空間に使用されている緋色(赤)の毛氈(もうせん)。この効果も絶大で、敷くだけで和の風情に満ち、特別な雰囲気、非日常感を空間に添えます。緋色には、魔除け・生命力の意味があるとされ、祭礼や催しで用いられてきたそうです。また、色彩心理学では、赤い色は時間を早く感じさせて満足感を与えたり、食欲を増進させたりするとのこと。この建物は、就労継続支援A型事業所で運営するシニア向けレストラン(サロン)なので、その効果があると嬉しいですね。
リラクゼーションスペースは、お座敷と雰囲気をごろっと変え、和室から洋室にリフォームしていた既存のインテリアを活かし、ホワイト基調に仕上げました。縁側部分は、ビニル床タイルの菱貼り。このソファに腰をかけ、庭を眺めるのがとても心地がよく、知らず知らずのうちに幾度も座ってしまいました。お客様たちにも、そのように気に入っていただけることを願っています。(Tsuki)
リラクゼーションスペースは、お座敷と雰囲気をごろっと変え、和室から洋室にリフォームしていた既存のインテリアを活かし、ホワイト基調に仕上げました。縁側部分は、ビニル床タイルの菱貼り。このソファに腰をかけ、庭を眺めるのがとても心地がよく、知らず知らずのうちに幾度も座ってしまいました。お客様たちにも、そのように気に入っていただけることを願っています。(Tsuki)