KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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現場の記録-「祝竣工」
Category 花の花農園新築工事
今回は、先日竣工しました新事業所「花の花農園」の設計ポイントについてご紹介したいと思います。
花の花農園は住宅地の中に建つ作業所となります。
建物敷地と前面道路には高低差があり道路面から直接出入りが難しい為、 サイドの引込み道路からの出入りとなっています。 この高低差処理が最後まで気がかりな点でしたが、先日お伺いしたとき、 送迎車からの乗降、建物への出入り、いずれもスムーズにできていたので安心しました。
同法人が運営していた旧レストランの照明器具など、思い出の品、再利用できる設備は、なるべく移設するよう計画しました。
①②手前が作業場、奥が食堂、左奥が厨房
連続性のある間取りで様々な使い方に対応できます。
杉板の腰壁を設け、温かみのある室内に仕上げています。この 部屋の特徴は屋根形状にそわせた吹抜空間で、構造材の梁をみせ、天井面の仕上げはシルバーの波板トタン。 銀色の光が室内を明るくしています。
規則的に並べたダウンライトを仕込んでいる板も、旧レストランで使っていたものです。
③主出入口
両引分け戸には対のステンドガラス。
右側は旧レストランに改修する際に風土計画が用意し、入口の板戸にはめていたもの。左側は、この新事業所竣工の記念に工務店さんが用意してくださったバラのステンドガラスです。新旧のステンドガラスが、入口で出迎えてくれます。
④⑤外観
シンプルな切妻平屋の建物ですが、外壁は黒と白のメリハリを効かせ一部に木製の見切材を入れ、カフェ風の外観にしています。
駐車場側には、旧レストランで使っていた濃緑のオーニングも移設し、南側の樹脂デッキ面にはパイプをL型にたて、よしずなどをつける際の手掛かりとしています。(kusu)
花の花農園は住宅地の中に建つ作業所となります。
建物敷地と前面道路には高低差があり道路面から直接出入りが難しい為、 サイドの引込み道路からの出入りとなっています。 この高低差処理が最後まで気がかりな点でしたが、先日お伺いしたとき、 送迎車からの乗降、建物への出入り、いずれもスムーズにできていたので安心しました。
同法人が運営していた旧レストランの照明器具など、思い出の品、再利用できる設備は、なるべく移設するよう計画しました。
①②手前が作業場、奥が食堂、左奥が厨房
連続性のある間取りで様々な使い方に対応できます。
杉板の腰壁を設け、温かみのある室内に仕上げています。この 部屋の特徴は屋根形状にそわせた吹抜空間で、構造材の梁をみせ、天井面の仕上げはシルバーの波板トタン。 銀色の光が室内を明るくしています。
規則的に並べたダウンライトを仕込んでいる板も、旧レストランで使っていたものです。
③主出入口
両引分け戸には対のステンドガラス。
右側は旧レストランに改修する際に風土計画が用意し、入口の板戸にはめていたもの。左側は、この新事業所竣工の記念に工務店さんが用意してくださったバラのステンドガラスです。新旧のステンドガラスが、入口で出迎えてくれます。
④⑤外観
シンプルな切妻平屋の建物ですが、外壁は黒と白のメリハリを効かせ一部に木製の見切材を入れ、カフェ風の外観にしています。
駐車場側には、旧レストランで使っていた濃緑のオーニングも移設し、南側の樹脂デッキ面にはパイプをL型にたて、よしずなどをつける際の手掛かりとしています。(kusu)