KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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第1宝箱「一年点検」
Category 第2宝箱新築工事
先日、柳川の「第1宝箱」に行ってきました。お引渡しからちょうど1年。携わった各業者さんが集結し、一年点検を行ないました。
私は不具合等がないかを確認しながらも、職員の方に一年使用してみて、要望を受けて取り入れた設備や空間の使い勝手などをあわせて聞かせてもらい、とても勉強になりました。
「薪ボイラー」と「機械浴槽」は、この施設の特徴とも言える設備です。まず薪ボイラー。離れたところまで薪を調達しに行くことも想定していましたが、地域の方が剪定した際に出たものを提供してくださる等、薪を通じて地域とのつながりもできているそうです。また給湯としても、冬の暖房としても十分に利用できていて、薪ボイラーを設けたことをたいへん喜んでいただいていました。また、機械浴槽を導入したことで入浴介助に必要な職員の数も、負担も少なくなり、今は週に2、3日の利用があるそうです。
そのほか、冷蔵庫が気になる利用者を想定し冷蔵庫を隠せる等したこと、水に執着のある利用者を想定した水の集中管理は、してよかったとのことでした。逆に、新しい利用者も加わり、想定していた以上の行動やタイプがあるので、1年過ごしてみると足りない部分もあり、対策をしたいとのことでした。可変性を残しておくことも大切にしつつ、少しでもいろいろな想定に対応できるような空間づくりの大切さを感じました。(Tsuki)
私は不具合等がないかを確認しながらも、職員の方に一年使用してみて、要望を受けて取り入れた設備や空間の使い勝手などをあわせて聞かせてもらい、とても勉強になりました。
「薪ボイラー」と「機械浴槽」は、この施設の特徴とも言える設備です。まず薪ボイラー。離れたところまで薪を調達しに行くことも想定していましたが、地域の方が剪定した際に出たものを提供してくださる等、薪を通じて地域とのつながりもできているそうです。また給湯としても、冬の暖房としても十分に利用できていて、薪ボイラーを設けたことをたいへん喜んでいただいていました。また、機械浴槽を導入したことで入浴介助に必要な職員の数も、負担も少なくなり、今は週に2、3日の利用があるそうです。
そのほか、冷蔵庫が気になる利用者を想定し冷蔵庫を隠せる等したこと、水に執着のある利用者を想定した水の集中管理は、してよかったとのことでした。逆に、新しい利用者も加わり、想定していた以上の行動やタイプがあるので、1年過ごしてみると足りない部分もあり、対策をしたいとのことでした。可変性を残しておくことも大切にしつつ、少しでもいろいろな想定に対応できるような空間づくりの大切さを感じました。(Tsuki)