KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2025/04
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現場の記録-「祝 上棟」
Category Kデイサービスセンター
12月13日、前日までの冷え込みと曇り空が一転、12月中旬とは思えない小春日和のなか、医療法人恵愛会デイサービスセンターの現場では、上棟式と餅まきを行ないました。青空にとんがり屋根、五色の旗がたなびく姿は美しかった!
まず、2階に設けた祭壇で上棟式を行ない、神主さんに祝詞などをあげていただきました。棟があがったことをよろこび、ひきつづき安全に工事が行なわれることを願いました。
そして、メインイベント「餅まき」。お餅が足りるか、どのくらいの人が集まってくれるか、こどもが来てくれるといいなと直前まで、この段取りをしてくださった恵愛会のOD課長は心配で落ち着かないようす。しかし、案内をしていた15時30分を前に、続々とご近所の方をはじめ、恵愛会の利用者、職員の方が集まり始め、スタッフ一同に自然と笑みが。理事長をはじめ恵愛会の職員の方、棟梁、黒木建設(施工会社)社長、大坪所長が、足場にのぼり、スタンバイすると、現場はすごい熱気。もちまきが初めてとおしゃっていた理事長も、餅をまきながら笑み。両手を広げる方たちからも笑み。現場には、笑みがあふれていました。工事期間中ご迷惑をおかけしているご近所の方たちにも、喜んでいただけて本当によかったです。今後、おうち等を建てられる方に「餅まき」は、ぜひしていただきたいと改めて思った帰り道でした。 (Tsuki)
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「宅老所よりあいの記録」-敷地探検
Category Projectよりあいの森
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現場の記録-「建方工事」
Category Kデイサービスセンター
冬の訪れを実感した土曜日、現場には大工さん10名とクレーン車。
前日までに敷いた土台の上に、柱等を建てていく建方工事。クレーンを使用して屋根の形がみえてくる(垂木を据える)ところまで一気に組み上げることを目標に、現場監督さんの「事故のないように、美しく、よろしくお願いします」との言葉でスタート。
海に近いこともあり寒さは市街地以上で、風もあり、時折雨も降るなか、大工さんは夕方の上棟をめざして、午前中のお茶も、3時のお茶もせず、作業をつづけてくださいました。プレカット材と手刻みの材が絡む箇所は、現場で調整しながらの作業になるため、時間が必要となりました。また今回は現わしになる材がほとんどなので、より慎重になり、垂木まではいきませんでしたが、17時30分 棟の柱があがりました。
大工さんからは、「今はプレカットで簡単に組みあがるから、時間までに上棟できるか心配することないけど、この現場は調整が必要だから、時間が読めないもんね。こういう現場ひさしぶりだな。」との声が。
朝は基礎+土台の平面的な状態だったのが、8時間後には三次元の状態に。建方工事を通しで見るのが初めてだったため、1日現場に張りつくことができ、とても興味深い時間を過ごすことができました。大工さん、本当に寒いなかありがとうございました。次回現場で、屋根の形を確認するのが楽しみです。 (Tsuki)
前日までに敷いた土台の上に、柱等を建てていく建方工事。クレーンを使用して屋根の形がみえてくる(垂木を据える)ところまで一気に組み上げることを目標に、現場監督さんの「事故のないように、美しく、よろしくお願いします」との言葉でスタート。
海に近いこともあり寒さは市街地以上で、風もあり、時折雨も降るなか、大工さんは夕方の上棟をめざして、午前中のお茶も、3時のお茶もせず、作業をつづけてくださいました。プレカット材と手刻みの材が絡む箇所は、現場で調整しながらの作業になるため、時間が必要となりました。また今回は現わしになる材がほとんどなので、より慎重になり、垂木まではいきませんでしたが、17時30分 棟の柱があがりました。
大工さんからは、「今はプレカットで簡単に組みあがるから、時間までに上棟できるか心配することないけど、この現場は調整が必要だから、時間が読めないもんね。こういう現場ひさしぶりだな。」との声が。
朝は基礎+土台の平面的な状態だったのが、8時間後には三次元の状態に。建方工事を通しで見るのが初めてだったため、1日現場に張りつくことができ、とても興味深い時間を過ごすことができました。大工さん、本当に寒いなかありがとうございました。次回現場で、屋根の形を確認するのが楽しみです。 (Tsuki)
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現場の記録-「外構ほか」
Category MH邸
外では、アプローチの高低差の解消法や駐車スペースの敷材を確認、門柱のネームプレートの書体等を決めました。
内部では、後付け長押の取付高さを確認。背が高くないお母様と娘さんでも使えるかどうか、身長150cmの私がハンガーをかけるとき無理がないかを基準に検討しました。お母様と奥様の部屋につける長押については、和服をかけることも加味し、低くなりすぎない高さに決めました。今回選んだ長押は、下端に可動するフックがついていて、「かける」だけではなく「吊るす」こともできます。シューズクローゼット、食品庫の入口にも取りつけました。
その後、床暖房の入った居間で、今後のスケジュールの確認、カーテンの選定をしました。
奥様から「すごく久しぶりにあった感じがするわね」と。ときには毎日のように連絡をとり、多いときは週3回お会いしていたこともあったので、建物ができあがる喜びとともに、お会いする機会が少なくなるのは寂しくもあります。
(Tsuki)