KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2025/04
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現場の記録―「上棟式」
Category MH邸
上棟式とは、無事棟が上がったことを喜び、感謝するもので、「儀式」というよりは、建て主が職人さんや地域住民と共にする「お祝い」という意味合いの方が強いかもしれません。あわせて、工事に携わっている人が一同に会し、今後の工事の安全を祈願し、お互いの協力で家をつくり上げていこうと、改めて確認します。
やっぱり餅まきは、楽しいですね。
現場には笑顔がいっぱいで、この建物にたくさんの幸せが舞い込んできました。
地域の方と一緒にお祝いができたMH邸でした。
秋の竣工にむけて、職人さんたちとがんばります。 (Tsuki)
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ちょいワル友のコンサート
Category OFF TIME
年に2度だけ編成するユニットですが、ギターのおじさんは素晴らしいテクニックの持ち主、女子大生のトランペットはストイックでセクシー、しっかり安定した青年のベースは全体を底上げ。予想を裏切る(失礼)ハイレベルのパフォーマンスでした。勿論、クレイジー欣の低音のボーカルも聴きごたえあり。ハングルまで歌いこなしました。
彼は産婦人科の医者。産科は時間が自由にならないのが常なので、「こりゃ仕事してないな」というと、当日の出産立ち合いでリハにも遅れたとのこと。仕事はちゃんとやっているのだそうで、これは見習わねば、、、、、、と。
人生のお先も見えてきたことだし、仕事一辺倒からの脱却を図るべし!楽しみながらも、やや反省モードの宵でした。 (ツボ)
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風酒場-集まって住むことは楽しくて幸せである
Category 語らい
今回は、「集まって住む」を語らう場ということで、コレクティブハウスのNPOを立ち上げた人、高齢者施設を設計する人、高齢者の生活を間近で見守っている介護職の人、4世代7人で生活している人、終の棲家について考えはじめた人などなど、風土計画のメンバー入れて13人。
その後、一つのテーブルを囲んでの自己紹介を兼ねたトークリレー。
コレクティブハウスの運営の難しさ、単身高齢者の不安、核家族化、介護職から、家族から見た看とりの経験、応援隊がいる心強さ、涙あり、笑いあり、いろいろな話が提供されました。
お互いのプライバシーを尊重しながら、ある部分では生活を共有する。高齢者だけとかではなく幅広い年齢層で、東日本大震災の影響で避難してきた人と地元の人が共に生活の一部を共有し、お互いを助け合うなど、今の日本に求められる居住スタイルのようにも思えました。
いろいろなお話がきけて、とてもよい糸口となった、たのしい充実した時間でした。
(Tsuki)
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現場の記録 - 建方工事
Category MH邸
昨日の午後から、梅雨の晴れ間。
この晴れ間を待っていました。平屋部分の建方工事がスタートです。
今朝、MH邸の現場に行ってみると、平屋部分の柱が組みあがり、屋根の形が少し見えてきました。明日には入母屋部分の姿も見えてきそうです。
玄関ホールに鎮座する大黒柱も、組み込まれていました。どのようなものにするか、大きさ、形、材種をお客様と検討した結果、30cmくらいの杉の磨き丸太に。建方の時点で、すでに存在感があります。内装とともに、この玄関ホールがどのように仕上がっていくのか、今から楽しみです。
先週建方工事を終えた2階建て部分は、窓枠を固定するための間柱等が取りつき、家に表情が出てきました。梅雨の晴れ間がもう少しつづくことを願いつつ・・・。(Tsuki)