KAZE通信

風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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「宅老所よりあいの記録」-土地の活用法
11月22日、第3宅老所よりあいとして使用予定の建物で行ないました。
 土地取得に向け、資金状況について報告。あと20%。ここまできました、すごいことです。引きつづき働きかけを行なうことを確認。
 この敷地の中心には古い木造の家があるので、「この土地と建物をどう生かしていくか」が今回のテーマでした。111122CIMG2699.JPG
 運営方法や情勢、高齢期の住まいのあり方について、事例なども含め話題になり。家族、サポーター、よりあいでつくる「生活の場」へという大きな方向性がでて、みんなで手を入れ家を利用しながら、どんな制度が利用できるか考えていくことになりました。後半はグループに分かれ、前回考えた「この敷地でやりたいこと」を、どこでどうやりたいのか、敷地のなかにイメージ配置。同じ敷地でも、いろんな案がでました。今回はここまで、取り組みはつづきます。
 

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現場の記録-「コンクリートの塊」
 MH邸は、今月末に完了検査を行うべく、工事も終盤へ。IMG_3347.JPG
 先日の打ち合わせでは、庭となる部分から出てきた大きなコンクリートの塊が議題に。深くはないものの、横には長いようす。パワーショベルで掘り起こそうにも、微動だにせず・・・。前の建物があったとき、ここに塀か何かあったのか。後日、重機を入れコンクリートを砕き撤去。これで、庭木の根付きや成長の心配はなくなりました。
 現場では、今回のように地中に大きな石やコンクリートが埋まっていることも。庭などに使える石の場合はよいのですが、それ以外は掘削や処分が必要となり、追加が発生することもあります。土地を入手するとき等にわかりかねる部分で、現場が始まってわかるというのが、もどかしいですね 。
 現場は、壁から配線が出ただけだったところに、照明のスイッチやコンセントのプレート等を取りつける作業が行われていました。仕上げ作業に並行して、近々第1回目の美装(そうじ)が入るとのこと。次回現場に行った時には、床の養生がとれていると思うと、楽しみです。
(Tsuki)

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KS邸の芋煮会へ
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 ひさしぶりの晴れの週末、昨年お引き渡しをしたKS邸の芋煮会へお招きいただきました。
 KS邸は、築80年超の日本家屋で、数十年間ほぼ空家状態でしたが、昨年7カ月をかけ改修工事を行い、改修後は娘さん家族が住み継いでいる建物です。
 http://www.fuudo.com/works/works-juutaku-ks.html
 ひさしぶりにお訪ねしたのですが、板状の石を立てて並べたアプローチができていたり、果樹が新たに植樹してあったり、樹木を整理してすごくオープンな空間ができていたり、お引き渡しのときより、この一年で敷地がよりいきいきしている印象を受けました。
 たくさんのお料理に、特製の芋煮、本当においしくて、とても幸せなキモチに。数年前とは違い、たくさんの人と笑顔があふれる空間は、とても居心地がよく、ついつい長居してしまいました。後半には、バレエスタジオの先生でもあるご家族と、お友達でKARAを披露。さすがプロダンサー、動きのラインが美しく、見惚れてしまいました。
 お引き渡しから一年たっても、ご家族の方みなさんが、いらっしゃった方を連れて、ハウスツアーをして自宅を紹介している光景が、この工事に携わらせていただいた一人としては嬉しくて嬉しくて。きっと、この建物も同じ想いかと。お招きありがとうございました。       (Tsuki)

<まめ知識>
薪や炭の直火に鍋をかけたとき、鍋に煤がついて落とすのに苦労したことありませんかIMG_2593_convert_20091006230239.jpg
これを知っていれば、片づけ時の鍋との格闘時間短縮です。
火にかける前、鍋の底、側面など、火が当たる場所にクレンザーを水溶きしたものを塗っておく(参考写真)。
これだけの作業で、あっという間に苦労せずに洗い流せます。
(今回教えてもらったのですが、この効果すごいです!)

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現場の記録-「内装工事着々と」
 一週間ぶりに現場へ。かなり変化しています。
 MH邸の壁紙は、選ばれることの多い織物調のクロスはほとんどなく、柄ものが多いです。A4サイズのサンプルを取り寄せ、ショールームでA1サイズのものを最後に見て決めました。自分の感覚で「いい」と思っていても、寝室や居間などの大きい空間、また長くすごす空間となると、どんな風に仕上がるか正直不安になることも。昨日の時点で、ほとんどの部屋の壁紙が貼り終えていました。MHさんファミリーが、自分たちの生活をイメージして選ばれた壁紙は、とてもしっくりと納まっていました。よかったです!。いまは、カーテン類のセレクト作業中です。
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 さて、現場は完成に向けて職人さんたちが作業をしてくださっています。欄間、障子が入りお座敷のかたちが見えてきました。キッチン、洗面化粧台、造作家具も一部設置され、現場から「住まい」に変わっていこうとしています。縁側につく6枚のガラス戸、網戸などの製作建具の建具枠などを塗装。クロス貼りの作業。設備機器と配管のつなぎ作業。外では、塀の型枠はずしが行われ。現場監督SADAさんは、いろいろな職人さんとの確認作業。あと、もう少しよろしくお願いします。                                            (Tsuki)

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プロフィール
HN:
風土計画
年齢:
34
性別:
非公開
誕生日:
1990/10/01
自己紹介:
(株)風土計画 一級建築士事務所
福岡市中央区今川二丁目9-4
TEL 092-737-3633
カウンター
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Material by Quartz