KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2025/04
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現場の記録ー寄贈「FOLLY」組立
Category F福祉事業所移転
九州産業大学 建築都市工学部 住居・インテリア学科の学生らが2022年に課題で制作したもので、授業内コンペで選ばれた学生の設計案を、伝統的構法で組み立てるなど、学びながら作り上げ、解体保管していました。昨日、大工さんの指揮で、学生らも手伝いながら、この場所に組み立てました。
完成したFollyの前で、記念撮影。設計した学生の誇らしい表情が印象的でした。
直線が織りなす曲面は美しく、ゆるやかでやさしい印象をうけます。当施設とともに、地域に親しまれるシンボルとなることを期待しています。お近くにお越しの際は、ぜひいろいろな角度からご覧ください。(Tsuki)
直線が織りなす曲面は美しく、ゆるやかでやさしい印象をうけます。当施設とともに、地域に親しまれるシンボルとなることを期待しています。お近くにお越しの際は、ぜひいろいろな角度からご覧ください。(Tsuki)
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2025年春の法改正に向けて
Category 事務所だより
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現場の記録ー「機械浴槽」
Category Project Report
身体に比較的重い障害を抱えた方が通所するため、入浴サービスの充実は重要視した内容のひとつでした。この建物には2つの浴室があり、1つはユニットバスで、もう一つが機械浴槽での入浴です。
間口5m、奥行が8m(脱衣スペース含む)の広い空間を確保。お引渡し前は正直広すぎたかと思っていたのですが、浴槽昇降式ストレッチャー浴槽が設置されると、適当でした。入浴する方やスタッフの動きに合わせ左右どちらからでも浴槽にアクセスできる機器でしたので、左右にスペースを確保しています。また冬は床暖房でヒートショックへの対策、夏は天井からのスポットクーラーで入浴介助者の暑さを軽減し、少しでも快適に動けるよう工夫しています。
1日に何人もの入浴サービスに対応するので、スタッフが少ない負担で介助できることは、安定した快適な入浴サービスを提供できることにつながると期待し、この浴室となりました。運用後のお話をうかがいたいと思います。(Tsuki)