KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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S邸住宅のリフォーム
Category Project Report
2月下旬から約2ヵ月のリフォーム工事を終え、お引き渡しをしたS邸。
昨年7月に古家付の土地の購入を迷われているとご相談をいただいたのが始まりで、それから10ヵ月。このようになりました。

越境していた下屋の庇などを減築、外壁、外構のお色直し等をし、外観の印象も変わりました。屋根の形がスッキリして、前の姿をもう思い出せません。
内部は、床の間のあった和室1室だけ、ほとんど手を加えずそのまま残し、建物中央にLDKの大きな空間を確保しました。LDKのポイントは、S様がタイルメーカーのショールームまで足を運び選ばれたモザイクタイルを貼った対面キッチン、ヨシ天井と漆喰系の白い塗り壁。製作した格子の建具は、ワーロン障子を貼り仕上げました。

計画中も工事に入ってからも、お客様からいろいろな提案、情報をいただき、S様家族、施工会社、設計者みんなで、このリフォームを無事に終えることができました。
昨年7月に古家付の土地の購入を迷われているとご相談をいただいたのが始まりで、それから10ヵ月。このようになりました。
越境していた下屋の庇などを減築、外壁、外構のお色直し等をし、外観の印象も変わりました。屋根の形がスッキリして、前の姿をもう思い出せません。
内部は、床の間のあった和室1室だけ、ほとんど手を加えずそのまま残し、建物中央にLDKの大きな空間を確保しました。LDKのポイントは、S様がタイルメーカーのショールームまで足を運び選ばれたモザイクタイルを貼った対面キッチン、ヨシ天井と漆喰系の白い塗り壁。製作した格子の建具は、ワーロン障子を貼り仕上げました。
計画中も工事に入ってからも、お客様からいろいろな提案、情報をいただき、S様家族、施工会社、設計者みんなで、このリフォームを無事に終えることができました。
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風ひかり作業所づくりの集い
Category 風ひかり作業所
3月16日(日)「風ひかり作業所づくりの集い」があり、参加してきました。
「風ひかり作業所」とは、「新 / 第2ひかり・あかり作業所」の新名称です。9月に仲間、親、職員から募集した新作業所名を選ぶ投票会を行ない決定したそうです。
この日の集いでは、Mさん扮するお疲れ気味な「あかり作業所」、Kさん扮する老体にムチ打ちながら頑張る「第2ひかり作業所」、ふたりが新しい自分探しの旅にでるという職員出演の寸劇も。笑いのなかにも資金づくりへの感謝とお願いが含められていて、本当によくできていて舞台に見入ってしまいました。最後は、2つの作業所に通う仲間全員がステージにあがり、メッセージと歌を届けてくれました。
作業所の新しい名前も決まり、仲間も、親も、職員も、1年後の開所に向け期待いっぱいなのが伝わってきて、気が引き締まりました。秋の着工に向け、準備を進めていきます。
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仲間に基本計画発表!
Category 風ひかり作業所
基本計画が概ね決まったので、先日は職員の方に第5回ワークショップという形で報告をしました。今日は、この計画を楽しみにしている、この建物の主人公である、第2ひかり作業所、あかり作業所の仲間に報告をしました。
パースや1/50の大きな模型を使って説明。その後の休憩時間で、模型や図面をじっくり見てもらい、質問タイム。みんな自分の仕事場がどんな感じになるのか、休憩はどこでできるのか興味津々です。
「トイレはいくつあるの?」「待たなくていいの?」
二つの作業所共に、1~2ヵ所しかトイレがなく、順番待ちの現在。切実な大きな問題でした。必要以上にある訳ではありませんが、数も増え改善されます。
「大きな窓がたくさんありますが、台風のときは大丈夫?」等など、いろんな質問や希望が出ました。少しイメージしてもらえたようで、模型などを見ているとき、みんながニコニコしていたのが印象的でした。そんな中、2つの作業所が合併するが、お互いどんな仕事をしているのかよく知らないことが判明。近々、お互いのお仕事紹介をすることになりました。
今後は、実施設計に向け、具体的に家具の配置を考え、窓の位置などを決めていきます。
上段右の写真は、今の作業室を重ねて広さを確認しているところです。
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みんなでつくる作業所-第5回
Category 風ひかり作業所
仲間が安全に過ごせること、仲間の作業環境のこと、商品の品質にかかわること等、たくさん挙げてもらいました。実施設計に入る際に、再度チェックしなくてはいけない大事なことがいくつもありました。
プランの説明ではスケッチアップで作成した3Dモデルを使用しましたが、今回初めてGoogle Earthとの連携をしてみました。新作業所の敷地は、自然豊かで、背振山をはじめとする山々の稜線を愛でることができます。この敷地に、この建物が建つとどんな感じなのか。Google Earthと連携したことで、プランだけでなく、送迎車で玄関に降り立ったときに見える風景、食堂から見える風景も含めイメージを共有できたのではないかと思っています。