KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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2016年初春
Category Project Report
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I邸リフォーム工事完了
Category Project Report
[左上]ダイニングキッチン完成写真
[右上] ダイニングキッチンイメージパース
[左下] 洗面イメージパース
[右下] 洗面完成写真
昨年10月から計画をしていたI邸が3ヶ月半の工事期間を経てようやく完成しました。
I様は老後30年を住みやすく長持ちする家にリフレッシュしたいというご要望でした。住みなれた今の間取りは大きく変えずに、設備機器・サッシ・配管などのリフレッシュを行い、体が不自由になったときに大きな工事をしなくても対応できるよう、手摺やスロープなどの配置計画、設置を行いました。
一番悩んだのが、トイレの手摺位置・収納計画でした。 何度もショールーム出向いて、納得いくまで取付け位置を検討させていただきました。
内装の打ち合わせには、ARCHICADというCADソフトを使いイメージパースを作成、このCADソフト、はじめはイメージ通りに作れなかったのですが、何度も試行錯誤するうちにだんだん要領がわかってきて、形状や色の表現方法ができるようになりました。実際の打ち合わせの際は出来上がりにかなり近いイメージでご提案できたのではないかなと思います。
お客様からいろいろなアイデアをいただき、盛り込みながら工事が完成しました。 (Kusu)
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看板・のぼり取付完了
Category 風ひかり作業所
4月に開所した風ひかり作業所に、看板とのぼりを取付けました。
計画段階から看板の構想はありましたが、建ってから見え方等を確認したうえで、検討することにしていました。構想から半年。看板・のぼりの内容を決め、実物大に印刷したものを用意し、道路側からの見え方を確認し、色を決め、ようやく本日取付となりました。
看板は、風ひかり作業所内にあるSHOPをアピールするもの。仲間達から名称、デザインを募り、仲間の文字をベースに作成しました。SHOPでの取扱い商品をアピールするのぼりは、全部で5本。黄、青、緑がベースの幅60cm×高さ180cmののぼりは、よく風にたなびき、想像以上に存在感を発揮しています。
取付作業をしていると、ちょうど何人かの仲間が送迎車で作業所へ。のぼりに気がつき、拍手。うれしかったです。その後、近くの畑にいらっしゃった方とお話をしていると、のぼりを見ながら「へぇ~、きなことかあるの?。いつでも行っていいのかな」と。さっそく、効果があったようです。
はじめての看板やのぼりのデータづくりで、文字の大きさ、縁どり、配色、情報量、バランス、いずれも難しかったですが、無事取り付き、ほっとしました。SHOPへの来客が増えることを期待しています。 (Tsuki)
計画段階から看板の構想はありましたが、建ってから見え方等を確認したうえで、検討することにしていました。構想から半年。看板・のぼりの内容を決め、実物大に印刷したものを用意し、道路側からの見え方を確認し、色を決め、ようやく本日取付となりました。
看板は、風ひかり作業所内にあるSHOPをアピールするもの。仲間達から名称、デザインを募り、仲間の文字をベースに作成しました。SHOPでの取扱い商品をアピールするのぼりは、全部で5本。黄、青、緑がベースの幅60cm×高さ180cmののぼりは、よく風にたなびき、想像以上に存在感を発揮しています。
取付作業をしていると、ちょうど何人かの仲間が送迎車で作業所へ。のぼりに気がつき、拍手。うれしかったです。その後、近くの畑にいらっしゃった方とお話をしていると、のぼりを見ながら「へぇ~、きなことかあるの?。いつでも行っていいのかな」と。さっそく、効果があったようです。
はじめての看板やのぼりのデータづくりで、文字の大きさ、縁どり、配色、情報量、バランス、いずれも難しかったですが、無事取り付き、ほっとしました。SHOPへの来客が増えることを期待しています。 (Tsuki)
先日、衛生器具メーカーが主催するセミナーに参加してきました。今回のテーマは「おもてなしトイレ」。
トイレは、誰もが毎日使い、少なくとも1日5回前後、一生で15~20万回も利用します。外出先で使用することも多いかと思います。ここ数年で、交通施設や商業施設のトイレは、洋式化し、きれいで、おしゃれに大きく進化して、快適な空間が増えていますよね。パウダールームを備えるなど付加価値が付いた女性トイレを上階に設けると、その商業施設の売上がアップすると聞いたことがあります。セミナーの中でもお話にありましたが、トイレを整備することはリピート率にもつながるそうです。
訪日外国人は旅行者だけで年間1100万人を超えている日本。2020年の東京オリンピック開催も控えている日本では、トイレを整備していく必要があると、各地で「おもてなしトイレ」を整備する動きが始まっているとのこと。
<外国人の方がトイレに対して求める声>
・和式トイレの使い方がわからず困った(タイ、韓国は、しゃがむ向きが違う)
・イスラム教のトイレ習慣は水洗いなので、洗浄付便座が不可欠
・和式トイレの床は不衛生な印象
・さまざまな操作ボタンの役割がわからない(流水のつもりが呼出しを押した)
・洗面は自動水栓が清潔でよい
おもてなしトイレには、宗教的・文化的な配慮をすると、洋式化・洗浄付便座・操作性の見直しと共通ルールの設定が求められているとのことでした。全国各地で、清潔で、多くの人に使いやすいトイレにする補助事業など、官民一体で積極的に整備が進められているそうです。車いす利用者だけでなく、高齢者、乳幼児連れ、オストメイトの方にも配慮したトイレの整備も求められ、進められています。日本は「全洋式化」を迎えようとしていて、和式便器が姿を消すのではとのお話もありました。
外国人の評価が高い日本の洗浄付便座。みなさまに質問ですが、外出先で洗浄付便座を使いますか?。メーカーの調査では、女性は4割しか使わないという結果だったとか。私は4割も使っていることに驚いたのですが、衛生面で抵抗を感じているというのが大きな理由ということで、洗浄部分をより清潔に保てる機能をCMでもアピールしているとのことでした。
余談ですが・・・、
写真は当事務所のトイレに貼ってあるシールです。和式から洋式便器に移行していた頃のものと思われる、腰掛便器の使い方を説明していた棒人間。あの頃のトイレには、みんな貼ってあった気がします。(Tsuki)
トイレは、誰もが毎日使い、少なくとも1日5回前後、一生で15~20万回も利用します。外出先で使用することも多いかと思います。ここ数年で、交通施設や商業施設のトイレは、洋式化し、きれいで、おしゃれに大きく進化して、快適な空間が増えていますよね。パウダールームを備えるなど付加価値が付いた女性トイレを上階に設けると、その商業施設の売上がアップすると聞いたことがあります。セミナーの中でもお話にありましたが、トイレを整備することはリピート率にもつながるそうです。
訪日外国人は旅行者だけで年間1100万人を超えている日本。2020年の東京オリンピック開催も控えている日本では、トイレを整備していく必要があると、各地で「おもてなしトイレ」を整備する動きが始まっているとのこと。
<外国人の方がトイレに対して求める声>
・和式トイレの使い方がわからず困った(タイ、韓国は、しゃがむ向きが違う)
・イスラム教のトイレ習慣は水洗いなので、洗浄付便座が不可欠
・和式トイレの床は不衛生な印象
・さまざまな操作ボタンの役割がわからない(流水のつもりが呼出しを押した)
・洗面は自動水栓が清潔でよい
おもてなしトイレには、宗教的・文化的な配慮をすると、洋式化・洗浄付便座・操作性の見直しと共通ルールの設定が求められているとのことでした。全国各地で、清潔で、多くの人に使いやすいトイレにする補助事業など、官民一体で積極的に整備が進められているそうです。車いす利用者だけでなく、高齢者、乳幼児連れ、オストメイトの方にも配慮したトイレの整備も求められ、進められています。日本は「全洋式化」を迎えようとしていて、和式便器が姿を消すのではとのお話もありました。
外国人の評価が高い日本の洗浄付便座。みなさまに質問ですが、外出先で洗浄付便座を使いますか?。メーカーの調査では、女性は4割しか使わないという結果だったとか。私は4割も使っていることに驚いたのですが、衛生面で抵抗を感じているというのが大きな理由ということで、洗浄部分をより清潔に保てる機能をCMでもアピールしているとのことでした。
余談ですが・・・、
写真は当事務所のトイレに貼ってあるシールです。和式から洋式便器に移行していた頃のものと思われる、腰掛便器の使い方を説明していた棒人間。あの頃のトイレには、みんな貼ってあった気がします。(Tsuki)