KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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「宅老所よりあいの記録」-土地の活用法
Category Projectよりあいの森
11月22日、第3宅老所よりあいとして使用予定の建物で行ないました。
土地取得に向け、資金状況について報告。あと20%。ここまできました、すごいことです。引きつづき働きかけを行なうことを確認。
この敷地の中心には古い木造の家があるので、「この土地と建物をどう生かしていくか」が今回のテーマでした。
運営方法や情勢、高齢期の住まいのあり方について、事例なども含め話題になり。家族、サポーター、よりあいでつくる「生活の場」へという大きな方向性がでて、みんなで手を入れ家を利用しながら、どんな制度が利用できるか考えていくことになりました。後半はグループに分かれ、前回考えた「この敷地でやりたいこと」を、どこでどうやりたいのか、敷地のなかにイメージ配置。同じ敷地でも、いろんな案がでました。今回はここまで、取り組みはつづきます。
土地取得に向け、資金状況について報告。あと20%。ここまできました、すごいことです。引きつづき働きかけを行なうことを確認。
この敷地の中心には古い木造の家があるので、「この土地と建物をどう生かしていくか」が今回のテーマでした。
運営方法や情勢、高齢期の住まいのあり方について、事例なども含め話題になり。家族、サポーター、よりあいでつくる「生活の場」へという大きな方向性がでて、みんなで手を入れ家を利用しながら、どんな制度が利用できるか考えていくことになりました。後半はグループに分かれ、前回考えた「この敷地でやりたいこと」を、どこでどうやりたいのか、敷地のなかにイメージ配置。同じ敷地でも、いろんな案がでました。今回はここまで、取り組みはつづきます。
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「宅老所よりあい」の記録-老いを見つめて
Category Projectよりあいの森
福岡市の「宅老所よりあい」、新たな取り組みに向けてのレポートです。
「老いることは切なくもあり、楽しくもあります…
…この人間的な世界をありのままに感じられる社会をともに目指したいと願っています」
地行と長住に2つの拠点をもつよりあいは、別府の地に新たな拠点を構えようとしています。
その取り組みのひとつとして、3回連続の「老楽講座」を開講。上記コメントはチラシの一部です。
拠点づくりと言っても、目的は建物や受け入れの器をつくることだけではありません。
住み慣れた場所で自然に老いていくお年寄りを支えるためにできることは何なのか?まずはみんなで老いを見つめ、考えよう。
そこには、お金を払っていわゆる介護を「サービス」としてやり取りするような一般解ではない、ひとのつながりの中で老いを見守るよりあいの基本理念が貫かれています。
賛同者による話し合いも重ねられ、先日、第6回目が行われました。
集まった皆さんは、ご家族をよりあいと共に看取った方や、高齢者福祉の研究者、新聞記者、よりあいの介護スタッフ、年代も多種多様。 老楽講座①を振り返りつつ、いろんな意見が出されました。
・認知症から物語が始まる。ひとりひとりに老いの世界がある。
・社会構造が認知症をつくりだし、排除しているように思う。
・取り組みを続ける上で、ボランティアでは続けられない。
・(行政に利用されないためにも)市民意識を高くもつことが大事。 などなど…
老いた父や母、地域の知人、関わったお年寄り、ひとりひとり、過ごしてきた体験を通してもたれる思いや考えを持ち寄ってこうしてみんなで話し合うことから、よりあいの支援は始まっているのですね。
老いは、個人や家族というつながりを超えて、ひとをまたつないでくれるものかもしれないと感じました。
よりあいの取り組みは続きます。(sawa)
「老いることは切なくもあり、楽しくもあります…
…この人間的な世界をありのままに感じられる社会をともに目指したいと願っています」
地行と長住に2つの拠点をもつよりあいは、別府の地に新たな拠点を構えようとしています。
その取り組みのひとつとして、3回連続の「老楽講座」を開講。上記コメントはチラシの一部です。
拠点づくりと言っても、目的は建物や受け入れの器をつくることだけではありません。
住み慣れた場所で自然に老いていくお年寄りを支えるためにできることは何なのか?まずはみんなで老いを見つめ、考えよう。
そこには、お金を払っていわゆる介護を「サービス」としてやり取りするような一般解ではない、ひとのつながりの中で老いを見守るよりあいの基本理念が貫かれています。
賛同者による話し合いも重ねられ、先日、第6回目が行われました。
集まった皆さんは、ご家族をよりあいと共に看取った方や、高齢者福祉の研究者、新聞記者、よりあいの介護スタッフ、年代も多種多様。 老楽講座①を振り返りつつ、いろんな意見が出されました。
・認知症から物語が始まる。ひとりひとりに老いの世界がある。
・社会構造が認知症をつくりだし、排除しているように思う。
・取り組みを続ける上で、ボランティアでは続けられない。
・(行政に利用されないためにも)市民意識を高くもつことが大事。 などなど…
老いた父や母、地域の知人、関わったお年寄り、ひとりひとり、過ごしてきた体験を通してもたれる思いや考えを持ち寄ってこうしてみんなで話し合うことから、よりあいの支援は始まっているのですね。
老いは、個人や家族というつながりを超えて、ひとをまたつないでくれるものかもしれないと感じました。
よりあいの取り組みは続きます。(sawa)
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「宅老所よりあいの記録」-七人の侍PJ
Category Projectよりあいの森
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「宅老所よりあいの記録」-七人の侍
Category Projectよりあいの森
7月29日、第2宅老所よりあいに12名が集まりました。
今回は、新プロジェクトで老人ホームを作るとしても、「主体は誰なのか」。
このことについて、考えました。
・主体がよりあいから私にかわってきたのではないだろうか
この方が一緒にやる上でも楽しいのかなと思えるようになった
・つくる過程がよりあいのよさ、過程がなければよりあいがやる意味がない
・国や補助を必要としないものなのか
・生協のように、自分たちでつくるものなのか
話し合いのなか、みんながしっくりきたのが、映画「七人の侍」の村人と侍の関係。
地行の第一、桧原の第二、そして第三よりあい。
よりあいが、これまで20年お年寄りから学んできたことが、
3つのよりあいで、できたらいいねと話をして、今日はここまで。取り組みはつづきます。