KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
今夏よりS保育園の建替え工事が始まります。現園よりも使いやすくなるように計画を進めています。
そのなかで、あえて今回アナログになることがあります。「男子小便器」の流水方法です。現園では、ほとんどの小便器が自動洗浄装置が付いています。が、卒園した園児が通う小学校の先生から「自動洗浄装置に慣れている子どもは、(自動洗浄装置の付いていない小学校の小便器で)水を流すことを忘れることがある」というお話があったそうで、今回の建替えでは、すべての園児用小便器は手動での流水にすることになりました。
住宅のトイレも、自動洗浄、自動便座開閉の機能が普及してきました。最近の駅や商業施設等のトイレもキレイになり、小便器に限らず、腰掛便器や手洗いもセンサータイプの自動が多くなっています。私自身も、無意識に手洗い台の水栓に手を差出し、「あれ?水が出ない」「あっ、蛇口」となることがあります。同じような感覚の人だと思うのですが、流し忘れや、蛇口の締め忘れに遭遇することがあります。自動洗浄機能は、人間を楽にする目的だけではなく、衛生面から求められている面等もありますので、園それぞれの考え方で、商品を選定してもらっています。
同様に「和式便器」を必要とするかも、保育園に確認をしています。公共施設でも、この10年で激減している印象の和式便器。今回のS園は、現園にはないのですが、現状として小学校や公共施設で和式便器がメインのところもまだあるので、1つだけ設けようということになりました。
トイレも、それぞれの保育園の考え方が現れる空間です。園の方針聞きながら、決めていきます。
そのなかで、あえて今回アナログになることがあります。「男子小便器」の流水方法です。現園では、ほとんどの小便器が自動洗浄装置が付いています。が、卒園した園児が通う小学校の先生から「自動洗浄装置に慣れている子どもは、(自動洗浄装置の付いていない小学校の小便器で)水を流すことを忘れることがある」というお話があったそうで、今回の建替えでは、すべての園児用小便器は手動での流水にすることになりました。
住宅のトイレも、自動洗浄、自動便座開閉の機能が普及してきました。最近の駅や商業施設等のトイレもキレイになり、小便器に限らず、腰掛便器や手洗いもセンサータイプの自動が多くなっています。私自身も、無意識に手洗い台の水栓に手を差出し、「あれ?水が出ない」「あっ、蛇口」となることがあります。同じような感覚の人だと思うのですが、流し忘れや、蛇口の締め忘れに遭遇することがあります。自動洗浄機能は、人間を楽にする目的だけではなく、衛生面から求められている面等もありますので、園それぞれの考え方で、商品を選定してもらっています。
同様に「和式便器」を必要とするかも、保育園に確認をしています。公共施設でも、この10年で激減している印象の和式便器。今回のS園は、現園にはないのですが、現状として小学校や公共施設で和式便器がメインのところもまだあるので、1つだけ設けようということになりました。
トイレも、それぞれの保育園の考え方が現れる空間です。園の方針聞きながら、決めていきます。