KAZE通信
風土計画一級建築士事務所の事務所日記
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みんなでつくる作業所-第2回WS
Category 風ひかり作業所
6月初旬、「新作業所づくりの集い」でさらに熱い思いが入魂された職員21名が集まり、第2回ワークショップを行ないました。今回のテーマは、「頭をやわらか~くして考えよう」。チーム分けの段階から、いい雰囲気です。
まず1つ目のテーマは、「何のための作業所?何のための作業所づくり?」。各班でそれぞれが思うことを書き出し、グルーピング。それに4文字のグループ名を名づけるとのお題に、四字熟語もあれば、ひらがな、「山谷苦楽」「発信樹地」などオリジナルの熟語も飛び出し、作業も発表も盛り上がりました。模造紙のまとめには、イラストが入ってきたり、ワークショップを楽しんでもらえているようです。
後半では、第2ひかり、あかり、今度の敷地の宝物、誇れるヒト、モノ、コトをそれぞれ宝物カードに書き出してみました。今は活かしきれていない仲間の得意分野や、地域とのつながりをつくるツールになりそうなコトなど、新作業所でどんな風に過ごすか、新作業所の運営のヒントがたくさん出てきたようです。もう少し時間をかけたら、活かしたい宝物が具体的に見てきそうです。ひきつづき、この宝物情報はブラッシュアップして、この計画に活かしたいものです。
さあ、次回のテーマは「事例に学ぼう!」です。次回までに、3班に分かれて他の作業所を見学し、レポートしてもらいます。探検隊、いざ出動!私たちの計画に活かせるヒントを見つけましょう。
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新作業所づくりの集い
Category 風ひかり作業所
5月18日(土)「新作業所づくりの集い~あたらしい私、あたらしい場所で~」に行ってきました。
建築の計画としては今年からですが、法人としては昨年から本格的に活動をはじめ、新作業所建設に向け協力を集めています。この日は、みんなの思いをもう一度確かめながら、2年目の活動をはじめようと企画されました。
この計画に土地を提供してくださったNさんは提供への思い、作業所に豆の袋詰めを依頼するようになった運命的な流れをお話くださったNさんは新作業所への期待、給食ボランティアのYさんは仲間の環境がよくなることへの喜びをお話してくださいました。それを聞いているだけで、いかにこの新作業所が望まれているのかをうかがうことができました。
建設には多大な資金が必要ですので、その状況を伝え、資金づくりに奮闘する姿を描いた職員による寸劇。仲間たちの願いがこもった仲間デザインのTシャツ&グッズの発表ファッションショー(すごくよかったです)。最後に仲間たち全員が再びステージに立ち、卒業式の”呼び掛け”のように新作業所への希望や思いを1人ずつ伝えていました。歌も2曲披露。仲間、職員、協力くださっている皆さんの思いがいっぱい伝わってきて、そのパワーと行動力に感動しつつ、希望をかたちに変えるべく、がんばらなくてはと気合いを入れられた時間でした。
**追記**
5月23日RKB「今日感テレビ」で、集いのようす、これまでの取り組み、第2ひかりの現状など約5分間紹介されました。
建築の計画としては今年からですが、法人としては昨年から本格的に活動をはじめ、新作業所建設に向け協力を集めています。この日は、みんなの思いをもう一度確かめながら、2年目の活動をはじめようと企画されました。
この計画に土地を提供してくださったNさんは提供への思い、作業所に豆の袋詰めを依頼するようになった運命的な流れをお話くださったNさんは新作業所への期待、給食ボランティアのYさんは仲間の環境がよくなることへの喜びをお話してくださいました。それを聞いているだけで、いかにこの新作業所が望まれているのかをうかがうことができました。
建設には多大な資金が必要ですので、その状況を伝え、資金づくりに奮闘する姿を描いた職員による寸劇。仲間たちの願いがこもった仲間デザインのTシャツ&グッズの発表ファッションショー(すごくよかったです)。最後に仲間たち全員が再びステージに立ち、卒業式の”呼び掛け”のように新作業所への希望や思いを1人ずつ伝えていました。歌も2曲披露。仲間、職員、協力くださっている皆さんの思いがいっぱい伝わってきて、そのパワーと行動力に感動しつつ、希望をかたちに変えるべく、がんばらなくてはと気合いを入れられた時間でした。
**追記**
5月23日RKB「今日感テレビ」で、集いのようす、これまでの取り組み、第2ひかりの現状など約5分間紹介されました。
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みんなでつくる作業所-第1回WS
Category 風ひかり作業所
2015年春の開所をめざして、新作業所の計画がスタートしました。
障害をもつ仲間の働く場「第2ひかり共同作業所」と「あかり作業所」を統合した新しい作業所です。2作業所の職員だけでなく、同法人内の他の作業所職員も一緒に、これからワークショップを重ね、仲間たちが働きやすい環境づくり、作業所づくりをみんなで考えていきます。
4月末に18名の職員が集まり、第1回ワークショップを行ないました。 最初に、2つの作業所の特徴を整理。仲間の人数、平均年齢、障害の種類、作業内容、現施設の問題点。事前に互いの施設を見学していたので、現施設の問題点では一同深くうなずき合い。
その後、作業所も、勤務歴も関係なくシャッフルした4グループに分かれ、「大切にしたいこと」を語り合いました。それぞれの作業場は狭く、トイレ、休憩スペース等の今の不便さを解消することはもちろん、新作業所への思いや願いを伝え、「そうだよね~」など話は膨らみました。最後に、各グループで大切にしたいことのテーマとキーワードを発表。語り合ううちに夢や希望が膨らんだようで、「早く行きたい!-脱・不便 脱・暗い-」というテーマとしたグループもありました。どのグループも仲間や職員にとって「通いたいところ」になることをあげました。また「地域とのかかわり」 「自然(環境)を活かす」ことも外すこともできないキーワードであることが共有できたようです。このキーワードを頭におきながら、ワークショップを重ねていきます。